2017年 SEEDS Conference 登壇者の皆様
2017年 Speakers
ー 50音順 -
秋山璃帆(あきやま りほ) Riho Akiyama
トランペット奏者、作曲家 Trumpet Player / Composer
鎌倉市出身。高校卒業後、単身ヨーロッパに渡る。クラシック音楽を中心にトランペット奏者としての活動を開始。帰国後は、ゆず、SEKAI NO OWARI、SKY HI(AAA 日高 光啓)などトップアーティストのレコーディングやライブ、テレビ出演、Music Videoにも参加。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨のち晴レルヤ」トランペット演奏で参加。2014年6月14日、秋山璃帆として初のMini Album『空想ロマン超特急』をリリースし、3000枚を売り上げ完売。キモノスタイリングブランド「Qu’il monu」のイメージモデルを務める。アシュリーブラスのリーダーとしても活躍。YOKAN氏に師事。現在は自身を『和ファンタジックトランペッター』と名乗り、古き良き日本と新しき日本の素晴らしさをファンタジックな音楽に乗せ、世界中に夢と希望を届けるため活動中
石黒 浩(いしぐろ ひろし) Hiroshi Ishiguro
知能ロボット学者 AI Robot Scholar
1963年滋賀県生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授(特別教授)。ATR 石黒浩特別研究所客員所長。工学博士。高校の頃より絵画の制作に没頭。山梨大学でロボットやコンピュータビジョン研究の面白さに出会う。大阪大学博士課程に入学。恩師・辻三郎教授の「基本問題を考えろ」という教えは、今も守り続けている。社会で活動できる知的システムを持ったロボットの実現を目指し、ヒューマノイドやアンドロイド、自身のコピーロボットであるジェミノイドなど、多数のロボットを開発。2010年アンドロイド演劇『さようなら』(劇作家・平田オリザ氏原作、演出)を世界初上演。科学、芸術、哲学の枠を越え、「人間とは何か」を世界の最先端で追究し続けている。2015年日本テレビ系列「マツコとマツコ」テレビ出演。2017年NHKドキュメンタリー『最後の講義』に出演。『枠を壊して自分を生きる。:自分の頭で考えて動くためのヒント』(三笠書房)など、著書多数。平成27年度文部科学大臣表彰(科学技術分野)受賞。
稲見昌彦(いなみ まさひこ) Masahiko Inami, Ph.D.
東京大学先端科学技術研究センター教授 博士(工学)
Professor at University of Tokyo Advanced Science and Technology Research center
1972年東京都生まれ。少年時代に大好きだったドラえもんをきっかけに、テクノロジーの世界に憧れを抱く。1999年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。JSTさきがけ研究者、MITコンピュータ科学・人工知能研究所客員科学者、電気通信大学教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授、東京大学大学院情報理工学系研究科教授などを経て、2016年4月より現職。技術によって、人間の限界を超えていく「人間拡張工学」を研究する。漫画『攻殻機動隊』に登場する技術「熱光学迷彩」をモチーフとした、再帰性反射を利用した光学迷彩を実際に開発した研究者として世界的に有名。他にも、拡張現実感システム、触覚インターフェイスなど、五感に関わる新規ユーザインターフェースを多数開発。日本バーチャルリアリティ学会理事、VRコンソーシアム理事等を歴任。スポーツに人間拡張工学を取り入れる超人スポーツを提唱。超人スポーツ協会共同代表。著書に『スーパーヒューマン誕生!』(NHK出版新書)がある。
久保田信(くぼた しん) Shin Kubota
京都大学フィールド科学教育研究センター 瀬戸臨海実験所准教授
Associate Professor at University of Kyoto Field Science Education research center
1952年愛媛県生まれ。高校時代にSFに没頭する。1981年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。1992年より現職。専門は海洋生物学・動物系統分類学。主な研究対象はクラゲで、中でも力を入れているのが不老不死のベニクラゲと早死のカイヤドリヒトクラゲ。ベニクラゲの不老不死のメカニズムを解明し、アンチエイジングや再生医療への応用、そして人類の不老不死の可能性について探求している。ベニクラゲの若返り実験を1匹で14回も成功させた世界記録を樹立し、それは未だに破られていない。京都大学時代に約650件以上の欧文・和文の論文を公表、著書(単著)には『地球の住民たち 動物編―ミラクル・アニマル・アース』等、14冊がある。。更に、69曲の動物歌等の作詞を行い、CD/DVDをリリース。New York Timesの取材が縁でイタリアのドキュメンタリー映画『スピーラ・ミラビス/Spira Mirabilis』に日本で不老不死のクラゲに没頭する“歌う”日本人科学者として出演。同映画が2016年ヴェネツィア国際映画祭にて Green Drop賞を受賞し、授賞式当日、演者としてレッドカーペットを歩く。夢は「不老不死人間」となって広大な宇宙を旅し、より進んだ文明を築く知的生命体から宇宙の仕組みを学ぶこと。
KOHKI(コーキ) KOHKI
音楽家 Musician
1985年生まれ。ギタリスト、マルチプレイヤー、作曲家として活動する傍ら、編曲家として「STUDIO-KOHKI」、音楽プロデューサーとして「Yassassin Label」を主宰。幼少期から音楽制作を始め作曲・演奏・録音を一人でこなすワンマン・ユニットとして2000年、15歳でデビュー。以降 Sony Musicよりリリースを重ね、音楽専門誌からも高い評価を受ける。資生堂、キヤノン、EDWIN、TOYOTAなどを企業向けのCM音楽制作も手掛け、フリーランスとなった2004年、故郷長野の土蔵を改築した「STUDIO-KOHKI」に拠点を移す。2011年、ドイツ・ベルリンへ渡り音楽制作に没頭、精力的なライヴ活動を行う。帰国後は、自身のユニット「バロッQぱんくす」としての活動の他、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨のち晴レルヤ」の共作者としても知られる佐藤和哉(篠笛)をはじめ、数多くのアーティストをプロデュース。2016年、「SEEDS Conference」のコンセプトを音で表現した公式CD作品「SEEDS CONFERENCE in MUSIC」を手掛ける。
佐久間洋司(さくま ひろし)Hiroshi Sakuma
1996年東京都生まれ。2015年に東京都立小石川中等教育学校を卒業後、大阪大学へ進学。
大学1年次から知能ロボット学研究室の研究生として石黒浩教授の指導を受ける。人間の共感を促進する技術に興味をもち、機械学習を用いてコミュニケーションを理解する研究などに取り組む。人を優しくする技術を通じて、争いのない世界に貢献することを目指している。
2015年12月には次世代を担う学生自ら人工知能研究・応用を促進することを目指し「人工知能研究会 / AIR」を設立、日本最大級の AI コミュニティに成長させる。深層学習の発祥の地であるカナダ・トロント大学で約1年間の交換留学を経験し、Panasonic Silicon Valley Lab で半年間のインターンにも従事。人工知能学会誌の学生編集委員なども務める。
瀬尾拡史(せお ひろふみ) Hirofumi Seo
医師/医療CGプロデューサー/サイエンスCGクリエーター
Doctor / Medical CG producer / Science CG Creator
1985年東京都生まれ。中学時代、人体の構造や臓器の動きについて3DCGで解説するNHKのテレビ番組を見てヒトの身体の仕組みや不思議さについて感動する。これをきっかけに、人体の医学的な正しい知識を学ぶため、医学部を志す。東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部附属病院にて初期臨床研修を修了。その一方で、東京大学在学中、デジタルハリウッドへのダブルスクールで3DCGの基礎を取得。2011年株式会社サイアメントを立ち上げ、代表取締役を務める。『サイエンスを、正しく、楽しく。』を合言葉に、 ”医療CGプロデューサー”、“サイエンスCGクリエーター”として活動。医師としての確かな知識と経験を活かし、他では真似できないような「正しさ」と「楽しさ」とを両立させたサイエンスコンテンツを制作する。2010年東京大学総長賞・総長大賞受賞。2014年総務省「異能vation」事業本採択。
土井永史(どい ながふみ) Nagafumi Doi
茨城県立こころの医療センター病院長
Director at Ibaraki Prefectural Kokorono Medical Care Center
1955年2月群馬県桐生市に生まれる。熊本市立白川小学校・出水中学校、ラサール学園高等学校を経て、1981年東京大学医学部医学科卒業。1991年医学博士。東京都立松沢病院・府中病院・大久保病院・荏原病院、東京大学医学部付属病院を経て、2007年4月より現職。専門は精神医学。 趣味:①料理:洋風オリジナルお好み焼きは娘たちから高い評価を受けてきた。②数学を教えること:娘たちから煙たがられてきた。③葉巻とパイプ:娘たちから今なお嫌われている。これまでに蓄積された膨大な疫学データに確率論と集団遺伝学的手法を適用し、2012年6月に統合失調症の原因遺伝子座はミトコンドリアゲノム上に存在するという仮説を提唱した。夢は、この仮説を証明し、統合失調症の分子遺伝学の歴史を戯曲風にまとめること。原稿は完成に近づきつつあるが、仮説の証明は困難を極めそう。「少年老い易く学成り難し」を実感する今日この頃である。
中村滉己(なかむら こうき) Kohki Nakamura
津軽三味線奏者 Shamisen Player
1歳の初舞台は、祖父母である「中村優利」と「中村有里」が主宰する優利民謡会の発表会、おもちゃの三味線で観客を大いに沸かせた。母は「中村優美」平成22年の日本民謡フェスティバルのグランプリや内閣総理大臣賞にも輝いた民謡歌手、叔母も民謡歌手の「中村仁美」そんな環境の中、民謡に慣れ親しむ。三味線も徐々に大人の演奏にもついていく様になる。5才になると、本物の三味線に持ち替え、少しずつ弾き語りをする様にもなり、祖父母や叔母、往年の名人が残した音源を聞き入って、弾く様になり、天才キッズとして様々な舞台やテレビ、ラジオに登場、現在、コンクールにおいても大人と肩を並べて出場し優勝も飾る。
鳴川肇(なるかわ はじめ) Hajime Narukawa
AuthaGraph開発者 / 建築家 AuthaGraph Inventor / Architect
1971年生まれ。芝浦工業大学卒。東京藝術大学修士課程修了。1994年から幾何学理論の研究を始める。VMX Architects、佐々木睦朗構造計画研究所を経て、2009年 AuthaGraph株式会社設立。同年、ICC「オープン・スペース 2009」テーマ展示「ミッションG :地球を知覚せよ」において、「オーサグラフ」による世界地図を初公開。オーサグラフとは“authalic”(面積が等しい)と“graph”(図)に由来し、陸地の面積比と形状をほぼ正確に表記し、海を分割することなく矩形の平面に収めた画期的な図法である。現在は、主に模型による立体幾何学的検証を軸にアイデアを展開し、社会のニーズにどう応用できるかを探求しつつ、美術、デザイン、エンジニアリングの分野にわたり活動中。2016年グッドデザイン賞大賞他、受賞多数。日本国際地図学会会員。慶應義塾大学 政策・メディア研究科 准教授。日本科学未来館アドバイザー。
0コメント